DistroKidでAIボーカル曲を配信|AIクレジットはどう入れる?
Tokii(トッキー)です。
今回は、AIを使用した楽曲を配信する際の「AIクレジット」について、実際にディストリビューターで申請をした際の手順と注意点をまとめます。
はじめに
2026年に入り、楽曲を配信する際に「どこにAIを使用したか」を明記する「AIクレジット」の導入が始まりました。
Spotifyでは、楽曲クレジットに「AIクレジット」を表示するベータ機能が始まっており、AI利用の透明性を高める流れが進んでいます。
DistroKidでは楽曲のどこにAIを使用したかを明記する「AIクレジット」の入力項目が用意されており、下記の項目に当てはまる場合は、AIによる生成としてAIクレジットを追加する必要があります。
一方で、AIをツールとして使用する下記のような場合は、AIクレジットは必要ないとのこと。
今回は僕が利用しているディストリビューターのDistroKidの配信画面を元にして、AIクレジットを追加した楽曲配信の手順と注意点をまとめました。これからAI生成楽曲、AIボーカル曲を配信したい人の参考になれば幸いです。
楽曲配信の手順と注意点
・必要なファイル
ファイルの準備ができたら、DistroKidのトップページの「アップロード」から配信の設定画面に入り、配信先やアーティスト名を入力していきます。
・ソングライターの本名
「ソングライターの本名」の項目は、透明性の観点も含め、正直に入力した方がよいかなと思います。(将来的な権利確認で面倒になる可能性も有り)
・AIクレジットの追加
AIクレジットの追加は、以下の項目が新たに用意されており、「はい」を選択すると内容を編集することができます。
アップロード後に、楽器ごとの登録等、詳細な記述も可能ですので後述します。
・視聴開始位置
視聴開始位置(各プラットフォームでプレビューが開始される位置)は、楽曲の最も良いところを指定しましょう。
・演奏者とプロデューサーのクレジット (Apple Music)
Apple Musicへの配信は演奏者とプロデューサーのクレジットが必要です。
(ここはAI利用関連項目ではありません)
追加の設定
・具体的な楽曲のクレジット追加方法
アップロードが完了し、楽曲のクレジットページを見てみると下記のようになっていました。
この画面では、さらに具体的なクレジットの記述ができるようです。任意のAI演奏者名は実在の人物名、、AIキャラクター名のどれを入れるのが適切かは、楽曲のクレジット方針に合わせて判断する必要がありそうです。
・歌詞入力の注意点
レアなケースかと思いますが、アップロード後の歌詞登録の際に、何度も弾かれてしまったのでメモしておきます。
結論から言うと、行の終わりの句点(今回は”…”と”?”を使用)は特に使用しても問題ありませんでしたが、「AIで〜」のAIが大文字続きだと歌詞の登録ができませんでした。
まとめ
今回は、DistroKidでAIを使用した楽曲を配信する際の「AIクレジット」について、実際に申請した流れをまとめました。
AI利用については、アーティスト側が自主開示する必要があったり、ディストリビューターによっても申請項目が違ったり、というのが現状です。
ですが、いずれは自己申告よりもAIによる楽曲解析技術が進化し、「どこにAIを使ったか」楽器ごとの検出も可能になってくるんじゃないでしょうか。
実際にSubmitHubの「AI Song Checker」で今回の楽曲を分析してみたところ、
との分析結果でした。
音楽生成AIは、いずれ既存のDAWに組み込まれ、ライセンスモデルを使用したハイブリッド制作も当たり前になると予想しています。
そうなると「AIか人間か」のような議論はなくなるかもしれません。
現在は過渡期の摩擦もありますので、プラットフォームやディストリビューターの動向、運用ルールをチェックしつつ、創作を楽しんでいきましょう。
配信後にSpotifyやApple MusicなどでAIクレジットがどのように表示されるのかも確認して、必要があれば追記したいと思います。
この記事が参考になりましたら、
ご意見やご質問等、いただけると嬉しいです!
ではまた!!
Tokii





















